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​かやぶきの里

美山町は、京都府のほぼ中央部に位置し、町域面積340.47㎡と広域で、96%が山林、平坦
部でも標高220m級の山間地域です。

 芦生原生林を源とする由良川(通称美山川)の清流が中央部を貫流し、その支流を含めた
川沿いに57の集落が散在しています。

 天候は、日本海側気候、多雨多湿で晴天の日が少なく、年平均気温13℃、年間平均雨量1,
509mm、積雪も比較的多い。

 歴史的には、京都と小浜を結ぶ交易ルートが数ルート確認されています(鯖街道)。また、か
やぶき民家が多く残り、美しい日本の原風景が残る町といわれています。

​美山の観光名所

​美山町の概要

平成5年12月に、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された北集落。
現存のかやぶき民家が多く残り、ひな段状に集落が形成されていて、その美しさは目を見張るものが有ります。

美山町の最東端に位置する芦生の森は、京都大学の研究林として位置づけられています。
その昔は、木地師や炭焼きの生産に一部の者が住んでいた事もあったそうですが、現在は殆んどが天然林として残っており、その半分程度は人の手が全く加わっていない原生林となっています。

大正10年に京都大学が、知井九ヶ字財産区(南・北・中・江和・田歌・芦生・河内谷・白石・佐々里の9字)と99ヵ年の地上権の貸借を行ない、約4,000ha余りの土地を演習林として利用を始めたとされています。
現在は森林ステーション・芦生研究林として学生達の研究に役立っています。

​芦生原生林

大野ダム公園は美山町の西の玄関口にあたり、昭和36年(1961年)のダム完成の後、順次整備され公園となったものです。
公園内には樹齢40数年の桜の樹をはじめ、多くの桜が植栽され、毎年春の桜のシーズンには京阪神のみならず多くの観光客で賑わう公園です。

また秋の紅葉の季節には、園内のもみじなどが紅葉し、周辺の山の紅葉と相俟って素晴らしい景観を魅せてくれます。

​大野ダム公園
​美山かやぶき美術館
道の駅「美山ふれあい広場」
​美山町自然文化村

かやぶき屋根の民家を改装して、絵画を中心に美山にゆかりのある芸術家による作品を季節ごとに公開、展示しています。
日本古来のかやぶき民家に飾られた芸術作品は、他の美術館とは違う空気、雰囲気を醸し出し、しばし時の流れを忘れさせてくれる事でしょう。
 

道の駅「美山ふれあい広場」は、2005年(平成17年)8月に京都府12番目の道の駅として登録されましたが、新たに建設に取り組んだものと違い以前より地域の拠点として存在したもので、昭和50年代後半より順次整備され今日に至っています。
観光協会や美山の名産品を販売する店などが有る事から、美山の観光の休憩所として情報の提供場所として多くの観光客が利用していました。 今回の登録によりなお一層の観光客が見込めるものと思います。
道の駅としては、既存の施設に登録されたものであり、不備な点もあるとは思いますが、今後順次整備されていくものと思います。
 

美山町自然文化村「河鹿荘」は、かやぶきの里「北」をさらに東へ2km。 川の向かいに広大な広さを持つ文化村が見えてきます。
文化村の宿泊施設「河鹿荘」は、四季折々の風情を楽しんで貰えるよう作られています。
春には山菜を生かした和会席を、夏には鮎の会席。秋には松茸、冬はボタン鍋と四季折々に旬の味を味わって頂けます。
また、河鹿荘ならではのお風呂は、「軽皇子と衣通姫の湯」(かるのみことそとおりひめのゆ)と名づけ、浴場の下に粉炭を埋炭し理想的な磁場にマイナスイオンを作り出しています。
またお湯を松鉱石に通す事で、温泉に負けない効果を生み出しています。
自家栽培のばら風呂や、美山の薬草を生かしたお風呂で心も身体も温まってもらえます。
露天風呂からは、美山の四季折々大自然が味わえます。

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